フィンセント・ヴァン・ゴッホ(蘭: Vincent Willem van Gogh、1853年3月30日 – 1890年7月29日)
《ひまわり》1888年 SOMPO美術館
ゴッホといえば『ひまわり』といってもよいほど有名な作品です。
そして「ゴッホの黄色(プロヴァンスの黄)」は彼そのものを表す色です。
実物を鑑賞し、《ひまわり》の背景の鮮やかなグリーンを目に焼き付けて、天然石のトップを選びました。
ゴッホの『ひまわり』は大変有名な作品ですが、ゴッホは『ひまわり』を何作も描いているんですね。
作品と向き合って制作していると、様々な事実に驚かされる喜びがあります。
私が制作したのは、日本にある『ひまわり』です。
SOMPO美術館で実物を鑑賞し、図録をもとに色を研究しながらの創作活動で感じる充実感は、とにかく半端ないです。
ゴッホの『ひまわり』は黄色が特徴で、『フランスの伝統色』ビエ・ブックス によると、その黄色の名は「ジューヌ・ドゥ・プロヴァンス(プロバンスの黄)」というそうです。
黄色の作品ともいえるイメージですが、実は黄色だけじゃなく、そのバリエーションは花のモチーフのサンプルをこれまでかつてないほど制作しました。
それほどビーズでも色の表現が難しかったのです。
それだけにできあがった感動も大きいです。
また『ひまわり』に会いに行きたくなりました。