ポール・ゴーギャン(仏: Eugène Henri Paul Gauguin, 1848年6月7日 – 1903年5月8日)
《おまえはなぜ怒るのか》1896年 シカゴ美術館
ゴーギャンは晩年タヒチで多くの作品を描きました。
ゴーギャンの描いた楽園の絵画には、紫と赤紫系ピンクの色がよく描かれることに気づきました。
一つの絵をじっくり観察していると、思わぬ発見に嬉しくなります。
ポール・ゴーギャンの絵画をジュエリーにしました。
ゴーギャンは晩年をポリネシアのタヒチで過ごし、現地の風景や人々を題材に多くの絵画を描いています。
こちらの作品は1985年に開催された『シカゴ美術館印象派展』の図録に収められている絵画です。
ゴーギャンというとタヒチといってもいいくらい、タヒチで描いた作品がたくさんあります。
もちろんそれ以外にも多くの素晴らしい作品がありますが、タヒチを題材にした作品でジュリーを作りたいと思いました。
ビセルビーズジュエリーで表現したいのは「色」です。
絵画は謎めいているほどその魅力に惹きつけられるような気がします。
ゴーギャンの類い希なる感性によって描かれた絵に酔いしれながら制作するのはとても楽しい時間でした。
明るめに写真を撮りましたので、絵画作品とは少し違った印象となっているかもしれません。
ゴーギャンの配色はこれまでのどの画家とも違うものだと思いました。
とてもカラフルではありますが、しっとりと大人のジュエリーですね。
ゴーギャンの絵画と同じに、いろいろな解釈を楽しめるジュエリーになりました。
絵画ジュエリーは取り組めば取り組むほど奥が深いです。