ロートレック《ムーラン・ルージュの入り口で手袋をはめるジャヌ・アヴリル》


丸小ビーズで絵画の配色からジュエリーを創作する世界初の「絵画ジュエリー©」

トゥールーズ=ロートレック(仏:Henri Marie Raymond de Toulouse-Lautrec-Monfa, 1864年11月24日 – 1901年9月9日)

《ムーラン・ルージュの入り口で手袋をはめるジャヌ・アヴリル》1892年 コートールド・ギャラリー

ロートレックは幼少期に負った怪我や病気のために身体の成長が止まり、差別や孤独と戦う青春時代を送りました。
大人になりパリのムーラン・ルージュをはじめとしたダンスホールに入り浸り、娼婦たちを描くようになりました。
パステルで描かれたロートレックの作品は独特の世界観です。
色の混ざらないパステルならではの色彩表現に注目し、ロートレックを身近に感じながらジュエリーを制作しました。
毛皮のマフラーに見立てた天然石のトップが絶妙にシンクロしています。

ロートレックの「ムーラン・ルージュの入り口で手袋をはめるジャヌ・アヴリル」は、ビセルビーズの「絵画ジュエリー©」20作目の作品です。

ブルーと紫の2色が印象的で、帽子のグリーンやオレンジの髪の色、黄色のパラソルなど、パステルの素材ならではの特徴的な色彩をジュエリーに表現しました。

毛皮とトップの天然石もシンクロできました。

コートールド・コレクションが1984年に日本橋高島屋で開催された時の図録を入手し、その中から選んでジュエリーにしたのですが、そのときのタイトルが「ムーラン・ルージュの入り口で手袋をはめるジャヌ・アヴリル」でした。

ビセルビーズでジュエリーを制作したのが2018年の9月。

翌年の2019年に東京都美術館で「コートールド美術館展」が開催されたのですが、まさか本物のアヴリルに会えると思っていなかったので、大興奮でした。

アヴリル、あなたに会えて嬉しかった。

本物を観てから作るのも楽しいですが、図録でしか見てなかった作品に会った時の感動はものすごく、パワーを感じます。


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